1日に何回トイレに行きますか?

あなたは自分が一日に何回トイレに行くか、数えたことがありますか?

 

たとえぱ、看護師が朝一番に入院患者にするのは、「昨日のトイレの回数を聞くこと」と「検温」です。トイレの回数は、「おしっこは何回、便は何回」と詳しくチェックし、記録します。それほど、体調の具合や変化を知るのに重要なのがトイレの回数なのです。一日に8〜10回程度行くのがいいとされていますが、たくさん水分を摂取すれば、当然回数も増えるので、あくまでも目安としてください。

 

トイレに立つのが恥ずかしい、回数を減らしたいなどの理由で、水分摂取を控えたり、尿意をガマンする人がいますが、これは大変に危険です。

 

特に女性は、男性よりも尿道から膀胱までの距離が短く、細菌が膀胱に侵入しやすいので、急性膀胱炎にかかる人が多いのです。かかってしまったら、細菌を外に出すためにより大量の水を飲み、尿を出さなくてはなりません。が、排尿時に痛みを伴うことも多いので、ますます水分を摂るのを避けてしまいがち。これでは治りようがありません。

 

急性膀胱炎から、腎臓が炎症を起こす腎盂腎炎になれば、症状は重症化します。背中や腰が痛み、38度以上の熱が出るのです。こうなってしまうと入院治療が必要となります。

 

 

尿路結石の予防にも水が効果的

 

以前は成人男性に多かった尿路結石。近頃では食生活の欧米化などから、成人女性にも増えてきました。食物中のシュウ酸とカルシウムが結びついた「カルシウム結石」、または「尿石」ができた場所によって「腎臓結石」「尿管結石」「膀胱結石」「尿道結石」と呼ばれます。石の移動と共に痛む場所も移動します。

 

普段から十分な水を飲めば、尿と一緒に排出され、有効な予防法となります。
1日1g以下だとできやすく、2g以上だとできにくくなります。食事で摂る水分とは別に2g以上飲みましょう。

 

冷えには要注意!

 

水をたくさん飲んで尿の回数が増えるのは、水分代謝がよくなるためで心配はいりませんが、冷えからくる頻尿は別です。冷えていると、水分をできるだけ外に出し、体温を上げようとします。気温は高いのに、水を飲むと尿回数が増えるのは冷えのせい。
「カラダを温めて毒素排出」ページを参考に、まずは身体を温めて。